フルーツトマトに限らず、
ここ数年でトマトの食味って、相当向上したと思います。
渋谷で野菜ソムリエの講習を受けていたこともあり、
このお店にもちょくちょく通ってました。
ジュースでは、トペンペがお気に入り。
お店でトマトジュースを飲むと1杯550円くらいから1500円くらいまで
種類がいくつもあり、楽しめます。
量はちょっとしか入っていませんが、味はどれも秀逸。
トマトって、野菜の中では食べたい!気持ちになりやすい野菜のひとつ。
だから、食味にも目が向くのだと思います。
◆フルーツトマト栽培に関して
水分を抑制して、栄養成長よりも生殖成長に栄養分を使うというのは
トマト栽培(特にフルーツトマト)の基本です。
その流れでいくと、基本的には昼夜の寒暖の差が激しい方が美味しいトマトができます。
なので、冬に暖房を炊いてビニールハウスで作るという作型が多く、北海道を除いて、フルーツトマトの旬は真冬になります。
◆久野農園が目指すトマト
久野農園としては、寒暖の差をどうにかする方向ではなくて、
施肥内容、方法の改善によって、もっと食味を改善できるのではないかと考えており、
今年のチャレンジ課題です。
有機栽培ならではの工夫がありえるはず。
工夫次第では、他の農産物にもまだまだ無限の可能性があり、
そこが農業の面白いところだと思います。
長いこと、農産物は身体を動かして作るものだと思ってやってきましたが、
それは自然によって【できる(育つ)】農産物であり、
【頭でつくる】ところに農業の面白さや、今後の可能性が秘められているのだと思い、わくわくしているところです。
農産物は、頭でつくる。
改めて意識すると、工夫の仕方も大分変わります。
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