農業関連ビジネスがブームになるにつれ、
農業の現場のノウハウに対するニーズが高まっている。
農業にどっぷりつかっている身からすると、
他産業でうまくいっている仕組みをどうやって取り入れるかが最大の課題。
今まで通りの農業をやっても、存続の可能性はまずない。
視点は、農業→他産業であるわけだけれど、
逆の視点からすると、農業を支援したいというコンサルタントの方にとって、
農業の現状や課題を把握することは、コンサルティングをする上で欠かせない情報でもある。
今日は、そんな視点から、昨年うちに来ていただいた日本経営士会埼玉支部の豊田さんに呼んでいただき、経営コンサルタントの方に向けて、農業の課題、支援に対する具体的なニーズ等の話をさせていただいた。
どうにも、農家が経営コンサルタントの方相手に話をするなど、おこがましい限りではあったけれども、あえて『居心地の悪い場所』で自分をさらけだすことで、得るものが大きかった。
しゃべったり、懇親会の席で声をかけていただいたことなどを総合して、
自分に欠けている部分、考え方の甘い部分に自ら気づくことができ、
勉強のために話を聞きに行く以上の効果があった。
ここのところ、ずっと思うのは、
『悪い種は悪い実を結ぶ。』
『良い結果が欲しければ、良い種を蒔かなければならない。』
ということ。
まさに農業をたとえにした成功法則であり、聖書等にかかれていることだが、
農業において、『良い種を蒔く』とはどういうことなのかを、農業に携わる人間が
真剣に考え、実行していかなければいけないことを改めて痛感した。
このような機会を作っていただいた豊田さんはじめ、ご参加いただいた方に感謝。
今後ともよろしくお願いいたします。
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