この時期のニンジンは、
なんといっても、草取りが大変。
春先に出てくる雑草との競走です。
このあたりが、一般の農薬を使う農業との一番の違いで、
除草剤をつかった場合と比べると、労働時間(人件費)は格段の違いがあります。
一方、もっとも土壌残留性が高いのが除草剤であることも事実です。
大学のとき、田坂興亜先生(当時 国際基督教大学、現 アジア学院院長)の農薬に関する授業で、農薬の毒性や、日本から第3世界に輸出されている農薬が現地の環境に及ぼしている影響などを学びました。
知らないことの恐ろしさを感じた授業でした。
自分にとっては、手間がかかっても、あえて無農薬という選択をしているのは、その辺の影響があります。
で、今作(3月種まき、6月収穫)選んだのは、
オレンジ色のいわゆる普通のニンジン(ベータカロチンがおおい甘い品種)に加えて、
写真の黒人参。
ヨーロッパでは結構一般的らしいですが、
アントシアニンが豊富で甘い!?らしいです。
まずは、試作程度に蒔いてみました。
収穫目標は400kg。
どんな人参ができるか楽しみです。
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