少々遅れていたエンドウがようやく花を咲かせました。
今年は
スナックえんどう、さやえんどう
2種類作付けしています。
先日の『野菜の学校』の食べ比べの参加者の方の意見を伺っていたら、
「えんどうとかインゲンって、煮物にちょっと入っていたり、混ぜご飯にちょっと入っていたりで
真剣に味わって食べたことがありませんでした。」
という方が結構多いことにびっくりしました。
そうなんですよね。うーーん。
有機農家になってびっくりしたもののいくつかに、豆の味の違いがあります。
若い豆やさやを食べる→だから鮮度が重要、
という以上に、
鮮度うんぬんではなくて、豆やさや、そのものの味が
根本的に違うんです。
「つま」や「飾り」程度に使うのがもったいない。
ゆでて1品としてもりもり食べる、
そんな風に意識が完全に変わりました。
野菜は、やっぱり育て方。
育て方が変わると、味が変わり、
味が変わると、調理方法が変わり、食卓が変わる。
農家として
毎年、新たな味に出会うことを期待して、がんばります。