野菜の学校2008の第3回目。
テーマ野菜はレタスでした。
メインの食べ比べは玉レタス。
・JA奥中山のステーディ
・JA佐久あさまのウィザード
・JA長野川上支所のラプトル
・東京井上農園の有機栽培 シスコ
上記4種類の玉レタスの食べ比べ。
参加されている方は、市場関係者、仲卸さん、八百屋さん、種苗会社さんなど
プロの方が多いのですが、
味の評価は人それぞれ。
甘味、苦味、酸味、しゃきしゃき感、生食か加熱向きか、硬さなどなど、
さまざまな観点からディスカッションしました。
個人的には、有機のものがうまいはず、という先入観を見事に覆されました。
地域性、季節、天候、土壌、肥料の効き具合、肥料の選定、水分状態、品種等々、
レタスの出来を決定するさまざまな要因に関して、
生産者としてもっと意識的に働きかけて育て上げないと・・・(汗;;)
取引数量としては、玉レタスが減少傾向、リーフレタスが増加傾向にあるのだとか。
今後出てくる新品種や、リーフサラダミックスの素材野菜など、
ヒントがかなりありました。
こちらはスイートコーンの食べ比べ。
スイートコーンは好みがずいぶん分かれる品目ですね。
スイートコーンに関しては、ここ数年の種苗会社さんの努力がすばらしいです。
差別化をはかり、個性豊かな品種を育てています。
いずれにしても、農家こそが、差別化をはかり、進化していかなきゃって痛感しました。
改めて、めちゃくちゃ面白い世界だと思いました。