Dropboxって使ってますか?
農業って、意外とデータを扱う仕事で、
久野農園でも現場と事務で計4代のPCを使用しています。
複数台のPCで作業を進める仕事や、共同プロジェクトにぜひお勧めなのが
Dropbox。
たとえば久野農園では、いままで、日々の作業や天気、温度、収穫量などのデータが散乱したり、手入力し直し等が煩雑でしたが、
それらが、すっきり解消。
PCのデスクトップにあるフォルダにドラッグ&ドロップするだけで、
複数台のPCに自動で同期してくれます。
更新アップデートしつづけるデータに特に有効です。
2GBまでは無料。
何のこっちゃ!?という方はこちらの記事をどうぞ。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0806/06/news124.html
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/11/13/4371
それにしても、WEBの世界って、
みんなでバグや使いにくいところをすごいスピードで解決していく様子が
手に取るように感じられて、すごいなあと思います。
Dropboxを使い始めて、conflicted copy というのが次から次へと生成されて
困っていたのですが、検索したら原因がわかりました。
農業の世界も、実はめちゃくちゃデータが重要な世界なので、
みんなでどんどん修正して便利にしていくのが当たり前の世界を構築できたら
日本の自給率なんてあっという間に目標達成できるような気がします。
循環型、ロハス、持続可能、無農薬、自然農といった理念の部分と、
データを活用してどう実現していくか具体的に考える部分は、必要不可欠な両輪なはずですが、
有機農業のような運動をやっているコミュニティでは、後者が毛嫌いされる傾向がものすごく強い。そう書いている自分も、ここ数年、自分の頭をぼかぼか叩きながら、硬い頭をゆさぶって自分と戦い続けています。
でもそれは、視点を変えると、それだけ伸びしろがあるということ。
安心して食べられるおいしい野菜を、使う資源をできるだけ少なくして、
持続可能なかたちで収穫量をあげて、今よりもっと低価格で提供できる農園になる。
それには、やっぱり、データーを今以上に活用していかなきゃいけない、ですよね。
ふ~~っ、PCの前で眠ってしまう日々が。。。