何をのんきな!とあちこちから怒られそうだけれでも・・・
久々にひとりで花和楽の湯に浸かる。
明日の資金繰り・・・、明日の予定・・・、
あっちの数字、こっちのトラブル。
お湯の中でも、そんなことばかり頭に浮かぶので、
体をぐわーーーーんと空に浮かべて???
10mくらい上から、お湯につかっている自分を視てみた。
(みたつもり。)
・・・・・ずいぶん太ったな(^^;;)
・・・・・涙。
もっと上空から、今日一日、ここ最近の
自分の姿を視てみようと思ったけれど、
なかなか集中できないので、
風呂からあがって、ビールを飲みながら今度は別のことをつらつら考える。
今年の目標を手帳で確認し、読み返しながら、できたこと、
やりたかったけどうまく完了できなかったことなどを書いていく。
こんな時間が昔からいとおしくてたまらない。
2009年、思えば、ずいぶん「硬い」土の上で、
一生懸命人参を育てていたなあ、と思う。
2010年、かなり無理をして、畑を広げ、人参には最高の畑に出会った。
・・・今日掘り出した人参のみずみずしいこと。
みてるだけで、じんわりと、あたたかい気持ちが広がっていく。
人参を掘っていて、オオバさんがぽつり。
「土が違うと、こんなにも違うもんだねえ。」
農家としての技術を気にしてみたり、
自分たちがこんな風に努力したからおいしい人参ができたんだよ、
って言いたくなる気持ちはまだまだあるけど、
そんなことに関係なく、育った人参がいとおしいと、しみじみ思う。
よっしーが、1本大事そうに車の中にもちこんで、
タオルで拭いて、かじってたなあ。
気分が変わったからといって、
目先の問題がすぐにどうなるものではないけれど、
なんとかできる、そんな幸せな気分になりました。
こんな心境で生き続けたいものです。
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眼にて云ふ
だめでしょう
とまりませんな
がぶがぶ湧いているのですからな
ゆうべからねむらず血も出つづけなもんですから
そこらは青くしんしんとして
どうも間もなく死にそうです
けれどもなんといい風でしょう
もう清明が近いので
あんなに青空からもりあがって湧くように
きれいな風が来るですな
もみじの嫩芽と毛のような花に
秋空のような波をたて
焼跡のある藺草のむしろも青いです
あなたは医学会のお帰りか何かは知りませんが
黒いフロックコートを召して
こんなに本気にいろいろ手あてもしていただけば
これで死んでもまずは文句もありません
血がでているにかかわらず
こんなにのんきで苦しくないのは
魂魄なかばからだをはなれたのですかな
ただどうも血のために
それを云えないのがひどいです
あなたの方からみたら
ずいぶんさんたんたるけしきでしょうが
わたしくから見えるのは
やっぱりきれいな青ぞらと
すきとおった風ばかりです
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