茂木 健一郎
PHP研究所 (2007/12/04)
売り上げランキング: 67
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やはり、楽な勉強法はない。量は質に転化する。
本質をついてるね。
読みやすい本ではあったけど・・・
脳科学者 茂木さんの最新?本。
本屋でつい衝動買いして、家に寝かせていましたが、
電車内で読みました。
学習法として読んでもおもしろいですが、
効率のよい仕事術としても役に立つし、
子どもの教育法としての視点からもおもしろい本でした。
自発的に!脳を楽しませて!仕事をする。
脳が楽しむことをつきつめる、脳に暴走してもらう。
とりたてて目新しいことは書いていませんが、
なるほどねえ、そうだよねえ、と共感できる部分が多く、
また、改めて自らを振り返ることができて、いい本でした。
農産物も、結局は脳が作っている部分が大きくて、
楽しんで工夫している農家の野菜は、やっぱりおいしいものです。
自発的な工夫を楽しめて、それが評価される仕組みがあることが
農業の発展につながるんじゃないかと思ってます。
そのためにも農家が情報を出さなきゃいけないし、
JA(農業協同組合)の共選
(野菜がすべて一緒くたに、見た目で評価される)じゃ
やだねえ~!って思うんです。
自発的に、楽しんで、脳にごほうびを・・・
だけど、うちの子供に対しては、怒ってばかりだなあ、といたく反省しました。
・同一著者のほかの本
『ヒューチャリスト宣言』 共著梅田望夫 茂木さんを知ったのはこの本がはじめて。こっちもおすすめ。
『脳と仮想』代表作のひとつ。現在半分ほど読みました。